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2014年4月17日 (木)

大園諏訪神社に掲げられた「剣花菱」紋

Suwajinja1 二俣町大園の諏訪神社を訪ねました。

 この神社を訪ねるのは初めてではないのですが、今回気づいたのは、入母屋造の社殿の三角形になった妻部の白壁とその上にある鬼瓦を飾る「剣花菱」紋。

Suwajinja3 諏訪神社の神紋は「梶の葉」。二俣諏訪神社でも3本立の「上諏訪梶の葉」紋が使われています。これに対し「剣花菱」紋と言えば、かつての「秋葉大権現」、秋葉寺や秋葉神社で使われていた紋。どうして、「梶の葉」でなく「剣花菱」が使われているのでしょう?

Suwajinja4 隣家にお邪魔し、「以前、近くに秋葉神社があり、諏訪神社に合祀された経緯はありませんか?」と聞いてみましたが、「いや、そんなことはない。昔から諏訪神社だった」との返事。大正10年(1921)発行の『静岡縣磐田郡誌』にも確かに「諏訪明神」と記載されています。

 さて、ここからは推測です。

 もしかしたら、この「剣花菱」紋は、社殿の火災を防ぐまじないとして、敢えて火防の神である秋葉山の神紋を掲げたのかも知れません。

Suwajinja2 近くには、「明治四十四年一月建之」の「秋葉常夜燈」が立ち、基礎には「大園區安全」の文字が彫られています。しかも、この常夜燈の竿には、一旦「秋葉大権現」と刻んだ痕が残り、それを90度回して新たに「秋葉常夜燈」と彫り直しています。

 考え過ぎかも知れませんが、諏訪神社に掲げるには違和感のある「剣花菱」紋には、人々の火災被害への怖れと並々ならぬ警戒心を感じました。

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