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2012年3月 4日 (日)

緑のふるさと協力隊「佐久間町めぐり」③―語り部・塩澤さん宅にあった原田翁の揮毫

Shiozawa  佐久間の語り部「やまんばの会」の塩澤さんの話す昔話は何度か聴いたことがありましたが、お宅を訪ねたのはこれが初めて。玄関から入り、こたつの部屋に上がってすぐに目に飛び込んで来たのは、「九十一翁 二楽」の見慣れた揮毫。「これった、原田久吉?」「そう。分かりましたか?」「ええ、ニ楽と書いてありますので・・・」。

 佐久間の偉人、原田久吉が故郷に提供した資金により残された道路や学校、原田橋などについてはすでに紹介した通り。翁の顕彰碑もあちこちで見て来ました。しかし、この書を見たのは、これが初めて。「大正十五丙寅初夏」とあり、大正15年(1926)、翁が数えで91歳の時に書いた文字です。

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 さて、それでは、何と書いてあるのでしょう?

Kenzan 「猛虎一聲 山月清」「龍池柳色 雨中涼」「春添水雲涼・・・」と書かれているように見えます。「猛虎一聲 山月高」「龍池柳色 雨中深」などの似た漢詩は見つかるのですが、原田翁が書いた正確な内容は、私には読み取れません。おそらく、「虎」は、大正15年干支の「寅」に掛けた文字。「龍」は「天龍川」に因んだ文字でしょう。「涼」は「深」かも知れません。それ以上は、申し訳ありません・・・。

 ついつい、原田翁の書に夢中になり、語り部の活動について聴いたのはその後。最近になって、年齢の若いメンバーが仲間に加わったとのことで、佐久間の昔話は今後も語り継がれて行くはずです。

 それにしても、あの絵は誰の・・・?乾山って?尾形乾山?

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