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2010年2月17日 (水)

観音堂に奉納された「ハイカラ」男の奉納額

Ema11  「奉納」「明治二十三年」「周智郡奥山村字西浦」「閏正月十八日」「願主卯歳男」

 水窪町西浦(にしうれ)の観音堂の奉納額の中に、こんな「ハイカラ」な絵を見つけました。

 山高帽+半纏+着物+ステッキ+革靴=「ハイカラ」と言う言葉は高襟(high collar=ハイカラー)から来ているということですので、厳密に言えば「ハイカラ」とは言えないのでしょうけど、他に形容する言葉を知りません。

 額が奉納された明治23年(1890)と言えば、今からちょうど120年前。干支は、今年と同じ「庚寅」。暦で言うと「大還暦」、2巡前ということになります。この額を奉納した「卯歳男」とは、「卯年生まれの男性」の意味。では、なぜ「卯年生まれ」が額を奉納したかと言うと・・・

 ここからは、推測です。

 実は私も「卯年生まれ」。男性の「還暦」の前年は「前厄」。初詣に出掛けた「小国神社」で知りました。つまり、この額は「厄払い」。「前厄」を迎えた男性が「田楽」の日に「厄払い」の願いを込めて奉納したのだろうと思います。

 平成22年の「田楽」は、3月3日の夜から4日の朝まで(旧暦の1月18日~19日)です。今年も「卯年生まれの男性」が「厄払い」の額を奉納するのでしょうか?

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