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2009年6月15日 (月)

「巨樹」「古木」の「目通り」「樹齢」とは

Harunosugi3  春野町花島「春埜山大光寺」に聳える「春埜杉」については、「樹高 43.0㍍ 目通り14.0㍍ 樹齢1300年」とも「樹高44.0㍍ 目通り11.4㍍ 樹齢1200年」とも。現地看板、環境省、旧春野町と、それぞれ微妙な違いが見られます。

 「これって、ホントはどうなのよ?」との声が挙がりましたので、巨樹、古木のデータで見られる「樹高」「目通り」「樹齢」について調べてみました。

 先ず「樹高」は物理的な木の高さですので、「地面から樹冠の先端までの高さ」となります。ただし、計測法については、はっきりとした規定がないようです。特に「春埜杉」のように傾斜地に育つ木の場合には、基準となる「地面」レベルが定まりません。「43.0㍍」「44.0㍍」は誤差の範囲と言えるかも知れません。

 次に「目通り」についてです。木の太さを示す数字としては、ほとんどの木は真円ではありませんので、「直径」は正確さを欠きます。そこで、幹の周囲長で表わすことになりますが、その高さを規定する言葉が「目通り」です。つまり、目の高さ位置(旧環境庁は1.3㍍)での幹囲で比較するのですが、問題なのは、数本に枝分かれした幹の場合です。この場合、旧環境庁の「巨樹・巨木林調査実施要領」によれば、1本1本の幹囲を測り、その合計を幹囲とするとされているのです。この場合には、佐久間の「吉沢の田高杉」のように分枝している木の数字が、特出化することになってしまいます。

 「樹齢」については、さらに曖昧です。「樹齢1200年」でも「樹齢1300年」でも、誰も確かめる方法はありません。「春埜杉」の根拠は、僧行基が養老2年(718)の開山記念に植えたという言い伝え。だから約1300年は経っているはずだ、とのことになります。ちなみに、「山住神社」の大杉は、和銅2年(709)の神社鎮座と同時に植栽されたと言われますので、こちらの方が古いはずですが、「いや、山住の杉は1200年だろう」と言う人もいます。

 ・・・と、まあ、あくまでも、科学的とは言えないデータです。まあまあ、そんな小さなことに目くじらを立てないで!「春埜杉」に笑われますよ。

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