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2008年10月27日 (月)

「はるのさん」の「の」は「埜」です

 Harunosan 「春野町」は「野」と書き、「春埜山」は「埜」と書きます。「埜」は古字で、現在では「野」の字を当てています。「埜」は「野」の異体字の扱いですから、人名・地名以外で「埜」が使われることはありません。だったら、意味は同じ・・・?う~ん、同じかな~?

 「埜」の字を分解してみましょう。「埜=林+土」は、木々が茂る「林」と、人が住むところの意味の「土」を合わせて出来ています。これに対して「野=里+予」は、見たとおり「里」と伸びやかに広がる意味の「予」を合わせて出来ています。さらに「里」を分解してみると・・・。

 「里=田+土」は「田」と「土」に分けられます。秋の実りをもたらす「田」と人が住む「土」が、伸びやかに広がる場所が「野」なのです。

 「春埜山」は、長い山道を登らなければおいそれとは近づけない急峻な霊山。とても、「野」と言える場所ではありません。むしろ、木々が生い茂る「埜」の字に相応しい場所。ところが、昭和31年、犬居町と熊切村が合併した時に、「埜」を捨て「野」を選んだ背景には、町民たちの未来に向けての並々ならぬ「夢」があったとのだろうと想像します。

 秋の実りをもたらす「田」と人が住む「土」が、伸びやかに広がる場所―同じ「はるの」の音ですが、「埜」と「野」では、「林」が「田」に替わっただけでなく、「春」を迎えた喜びのように、伸びやかに広がる「予」が加わっています。

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